こんにちは!「かお」です😁
第6回目の今回はWIN5対象レースの中で各レースごとでどの条件でどの人気の馬がどのくらいの割合で来ているかを見ていきたいと思います。
これを知ることで、よりどのレースのどの条件で荒れるのかということが分かると思います。
今回は2023年から過去5年分のデータをもとに分析したいと思います。
年齢別の割合
まずは、WIN5対象レースにおいて、それぞれの世代戦でどの人気がどれくらい来ているかを見てみたいと思います。
2歳戦
まず、2歳戦ですがレース数の割合で見た通り、まず2歳戦の数自体が少ないのでここの数を確認することはあまり意味がないかもしれませんが、一応確認してみます。
2歳戦は2022年までは重賞と1勝クラスが対象レースに組み込まれていましたが、2023年からは対象にはなっていなかったため、今回は重賞のみを対象にして見てみることとします。
過去5年で2歳重賞は計27レースありました。(講習3の記事を参照、2歳G1が3つ、重賞が小倉と新潟の2つ※20年のみ東スポ杯、19年のみ函館が対象)
そのうち、1番人気が勝ったレースは11レース、2番人気は3レース、3番人気は5レース、4番人気は5レース、5番人気は1レース、6番人気は0レース、7番人気は1レース、8番人気以下は1レースでした。
数が少ないので何とも言えないですが、やはり重賞のみということでそこまで荒れるといったことはなく、おおむね5番人気以内で決まっているとも言えるかもしれません。
3歳戦
次に3歳戦ですが、これはレースの割合的には全体の約1割程度でしたが、過去5年分だと全1400レース中、計155レースありました。
ただし、今回はこの中から1勝クラスは除いて集計しようと思います(2023年度からは1勝クラスは対象になっていなかったため)※1勝クラスは1レースのみでした。
そのうち1番人気が勝ったレースは38レース、2番人気は27レース、3番人気は29レース、4番人気は19レース、5番人気は14レース、6番人気は4レース、7番人気は12レース、8番人気以下は11レースでした。
割合にすると、1番人気が約25%、2番人気が約18%、3番人気が約19%でこの3つを合わせると約62%で半分以上を占めます。
さらに4番人気が約12%、5番人気が約9%ということでここまでを合わせると約83%となります。
残りの6番人気、7番人気、8番人気以下はそれぞれ約3%、7%、7%でした。
ちなみにレース全体での割合は6番人気以内で決まる確率が約84%となり、7番人気以内で決まる割合が約89%なので、大きくは変わらないとも言えるかもしれません。
古馬戦
最後に古馬戦ですが、講習3でも見た通り、約9割が古馬戦のため今回もこの項目は割愛します。
牝馬限定戦の割合
次は牝馬限定戦の割合を見てみようと思います。
牝馬限定戦もそれほど数は多くなく、2023年度では21レースのみでした。
過去5年分だと全1400レース中、計96レースありました。
そのうち1番人気が勝ったレースは28レース、2番人気は14レース、3番人気は15レース、4番人気は11レース、5番人気は10レース、6番人気は2レース、7番人気は6レース、8番人気以下は10レースでした。
割合にすると、1番人気が約29%、2番人気が約15%、3番人気が約16%でこの3つを合わせると約60%でこちらも半分以上を占めます。
さらに4番人気が約11%、5番人気が約10%ということでここまでを合わせると約82%となります。
残りの6番人気、7番人気、8番人気以下はそれぞれ約2%、6%、10%でした。
こちらも若干8番人気以下の割合が多かったですが、3歳戦同様にレース全体の割合とさほど変わらない結果となっていました。
ハンデ戦の割合
最後にハンデ戦ですが、これは全体のレースのうちの約3割ほどあり、イメージ的には人気薄も結構勝っているイメージがあります。
過去5年分だと全1400レース中、計401レースありました。
そのうち1番人気が勝ったレースは110レース、2番人気は71レース、3番人気は47レース、4番人気は36レース、5番人気は26レース、6番人気は20レース、7番人気は27レース、8番人気以下は66レースでした。
割合にすると、1番人気が約27%、2番人気が約18%、3番人気が約12%でこの3つを合わせると約57%で前述の項目と同様に半分以上を占めていました。
しかし、1番人気の割合はそこまで変わらないものの、3番人気の割合が若干減っていました。
さらに、4番人気が約9%、5番人気が約6%でしたのでここまでを合わせると約72%となります。
4番人気と5番人気の割合は前述の2項目より若干低く、この時点で前述の2項目とは約10%も低いことが分かりました。
そして、残りの6番人気、7番人気、8番人気以下はそれぞれ約5%、7%、16%でした。
6番人気は若干多かったですが、7番人気はほぼ変わらずでした。
ただ、8番人気以下の数が明らかに多くなっていました。
まとめ
今回の結果をまとめると、3歳戦と牝馬限定戦に関してはレース全体での割合とさほど差はなかったと思いました。
ですが、ハンデ戦に関しては上の二つと比べて、5番人気以下で決まる確率が約10%低く、8番人気以下が勝つ確率も約1.5~2倍近く高くなっていました。
ただ、6、7番人気の割合の差はそれほどなかったため、単純に8番人気以下のかなりの低人気の馬が勝つ確率が増えたということになるので、馬券的には活かすことができないデータかもしれません。
最後に
今回はWIN5対象レースの中で各レースごとでどの条件でどの人気の馬がどのくらいの割合で来ているかをみてみました。
今回の内容で改めてハンデ戦は荒れるということが分かりましたが、それと同時にそれ以外の条件ではさほど差がないということも分かりました。
次回は、さらに細かい視点でどのクラスでどの人気が来て、どの程度荒れるのかといったところまで見てみたいとも思います。
何番目のレースでどのクラスのレースが行われているのかは講習4で分析したので、それとも照らし合わせるとより分かりやすくなると思います。
ここまで見れば、より1レースで選ぶ頭数も絞れるようになるのではないかと思います。
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